2022/10/30

Switchbotロック + キーパッドタッチ レビュー:オートロックが便利で安価なスマートロック

IoT
Switchbot

Switchbotブランドのスマートロック、Switchbotロックを購入して二週間ほど使ったので、レビューを書きたいと思います。

筆者について

これまでIoT製品はいろいろ購入していましたが、
いままで住んでいた家ではスマートロックへの対応が難しい錠前を使っていたこともあり、
スマートロック製品は今回が初導入です。
最近IoT機器はSwitchbotに一本化しようとしてSwitchbot製品を多数購入していることから、
スマートロックもSwitchbotを迷わず購入しました。

取り付け・設定

取り付け自体は非常に簡単です。
商品の性質上、取り付けた場所からとれてしまっては大変なので、3Mのテープで取り付けた後は最低2分力を込めて固定し続けなければならない、というのが少し手間なぐらいでした。
(テープの注意書きには取り付けてから24時間たってから使い始めろ、と書いてありましたがさすがに家の鍵を使わないのは現実的でなく、すぐ使い始めてしまいました)

施錠・解錠例

こんな感じで解錠ができます。


とはいえアプリから直接操作することはほとんどなく、
自分の場合は以下の形で利用しています。

  • 家の中から自分の手で解錠
  • キーパッドの指紋認識機能での解錠
  • オートロックでの施錠

もちろんスマートロックですのでスマートスピーカーとの連携なども可能ですが、
正直あまり利用シーンを思いつかないですよね...

通知機能

特定状況の場合にスマホに通知を飛ばすことができます。

自分の場合は自動施錠時(ちゃんとロックされているかまだ不安なので)、
ドアが開けっぱなしの場合、ドアが施錠されていない場合に通知が飛ぶようにしています。
その他、締め出し防止のために電池残量が減ってきたら(20%以下)12時間ごとのプッシュ通知してくれるみたいです。

キーパッドタッチ

Switchbotロックには手ぶらでの解錠(スマホが近づいたら自動解錠するような仕組み)がないので、
外から手ぶらで鍵を開ける、というスマートロックの一番大事なところを実現するにはキーパッドが必須です。指紋認証機能の有無で2つの製品がありますが、自分は指紋認証ありのキーパッド(キーパッドタッチ)を買いました。


キーパッド単品ではSwitchbotロックとのセット販売では大幅な値引きがされており、Amazonセールの際には13,000円を割るぐらいの価格で販売されています。
今から買う方はセットで購入したほうが幸せになれるでしょう。

解錠のスピード

キーパッドを使って解錠を行ったときの動画です。



致命的ではないですが、正直なところ後1秒早くなってほしいところ。
自分は少しでも早く解錠処理を行うため、ドアそのものにキーパッドを取り付けるのではなく玄関の少し手前に貼り付けていますが、それでも解錠のために一瞬待たされる感覚があります。

オートロック

Switchbotロックはオートロックができます。競合のスマートロックでもできないものもあるようなので、これはSwitchbotロックの利点といっていいかと思います。


磁石を扉の横に取り付けでき、これで扉が閉じたことを判別し、オートロックしてくれます。

些細なことですが、外に出た後に鍵をかける手間がなくなったのは非常にありがたいです。
ただ1回だけ、開閉のセンサーの反応が悪かったのかオートロックされなかったことがありました。
そのときは自分で施錠してしまいましたが、ちょっと不安は残りました。
(おそらくそのようなケースでも未施錠が続くとアラートがスマホに来るので、大丈夫だとは思いますが...)

ちなみに朝のゴミ出しで家のすぐ近くまで出る必要がある、というような場合でもオートロックされてしまうので、そのようなケースではちょっと面倒です。自分は戸建てで家の目の前にゴミ捨て場があるので、
家のドアを開けたままゴミだしするようになってしまいました。

他のSwitchbot製品との連携

Switchbotロックで使えるシーンのアクション条件

Switchbotのシーン機能(特定の条件を満たしたら各IoT機器の制御を行えるアクション機能)もSwitchbotロックで使用可能です。
使用可能なアクション条件(シーンの開始となる条件)は以下の通りです。



また、アクションとしてはSwitchbotロックはいまのところなにもできないようです。
(特定のアクション条件を満たしたら自動で解錠、とかはできません。他の機器を操作するための発動条件指定ができるだけ)

ぶっちゃけ自分の環境ではあまり使えるアクション条件はありません...

  • 「どのようにして施錠/解錠されたか」という情報がないので、「外から帰ってきて鍵を開けた」のか「家から出るために鍵を開けたのか」が判別できません。今後のファームアップなどで機能強化を期待したいですね。
  • これは当然ですが「部屋の全員が外出する」のか「だれか一人が外出する」のかを区別できないので、「外に出るときに部屋の電気や暖房を全部消したい」みたいなユースケースにはこの施錠/解錠判定ではなかなか対応できません。


私はSwitchbot開閉センサーで外出・帰宅時のシーンに対応しています。こちらのレビューはまた後ほど。記載次第こちらにも追記します。

総評

  • 外に出るときにキーケースを持ち歩かなくてよくなったこと(鍵自体は財布の中に取り出しにくいところにお守りとして持っておくようにしています)
  • オートロックされること

のは本当に便利で、買ってよかったと思っています。
反面、Switchbotアプリで統一管理できることはよいものの、他のSwitchbotプロダクトとの連携は思ったより利点を感じられなかったというのが正直なところです。
とはいえ、キーパッドセットの割引込みで考えれば競合に比べて価格面でもいい勝負をしていますし、後悔はありません。
おすすめできるプロダクトだと思います。

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